【私とゲーム】第2回:マジカルチェイス
銀銃の攻略に行き詰まった時にはよくお世話になりました。
こういう作品こそ、最新ゲーム機で配信してほしいですね。
■マジカルチェイス
・制作:クエスト
・リリース:1991年(PCE)
マジカルチェイスはオウガシリーズで有名なクエストによる横スクロールSTGです。
主人公のリプルと双子の星の精である「くるるん」&「ぐるるん」を操り、全6ステージを攻略していきます。
星の精からはサブショットが発射されます。また、この星の精は一部の敵弾を防ぐ盾としても機能し、自機周辺の任意の場所に固定可能です。
倒した敵や宝箱からはクリスタルが得られ、それを使用して道中の魔法店で買い物をすることによってパワーアップや回復を行います。
分かりやすく説明すると、星の精は配置変更出来るR-TYPE(アイレム)のビットであり、パワーアップや回復はファンタジーゾーン(セガ)方式ということになります。
ゲーム開始時に「らくらく」「わくわく」「どきどき」の3種類から難易度を選択します。「らくらく」のみ3rd SEAL(三面)で終了し、「どきどき」では星の精で防げない敵弾が増えます。
雑魚敵の配置や行動はほぼ完全パターンですので、星の精を巧く使い、敵を速攻撃破するというスタイルが有効です。これを心がけてパターンを構築すれば、「どきどき」であってもクリアはそれほど難しくないでしょう。
また、道中の魔法店ではいのちの実(体力の上限値が増える)やえりくさぁ(体力が0になった場合、自動的に全快する)を購入することで、自分に適した難易度調整を行えます。ただし、これらを購入してしまうとクリア時に得られるスコアが減ってしまうので、稼ぎ狙いの場合は極力ミスしないようにしましょう。
マジカルチェイスの売りは適度な難易度や懐の広さだけではありません。
可愛らしいキャラクター、ポップな色遣い、崎元・岩田両氏による音楽とゲーム展開の素晴らしい融合など、ひとつひとつの質が高く、更にそれらが綺麗に纏まっているのです。
購入当時、あまりSTGを所有していなかったという理由もありますが、マジカルチェイスを気に入った私は約半年間こればっかりプレイしていました。エンディング曲が大好きで、これを聴きたいが為に何度もクリアしましたよ(エンディング曲だけはサウンドテストで聴けないのです)。
思い返すと、私が崎元氏の名前を意識し始めたのはこのマジカルチェイスがきっかけでした。
私にとってマジカルチェイスは好きなゲーム第2位でして、今でも我が家のDUO-RXにはマジカルチェイスが常時刺さっていて、いつでもプレイ出来る状態になっています。ちなみに、CD-ROMにはイメージファイト2が入っています。
そういえば、イメージファイト2はヴァーチャルコンソールで配信されているのに、マジカルチェイスは音沙汰がないですね。
何処の会社が版権を持っているのか知りませんが、こんな良作を眠らせておくのはもったいないと思いますよ。
出来ればPSNでダウンロード販売してくれませんかね? 個人的に通勤電車の中でプレイしたいので。
あと、サントラCDを出して下さい、ベイシスケイプさん。最低でも5枚は買います。崎元氏によるオーケストラアレンジも収録してくれたら10枚買います。お願いします。
ひとしきり我侭を言ったところで、今日はここまでです。
次回は「斑鳩」です。
お楽しみに。
プロフィール
Author:高橋なぽり
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【好きな作家】
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